中学生のラグビ-

皆さん、こんにちは?更新をサボッテいた訳ではありませんが、今回は、私が拘わっていた「東京の中学生のラグビ-」について綴ります。中学生は12人制(FW5人、BK7人)で前後半各20分、スクラムが押せない以外は「全く大人のル-ル」と一緒です。この秋の大会に参加した中学は41校(公立18校私立23校)です。1部リ-グ、2部リ-グ、1年生を対象とした研修リ-グ等に分かれています。大会としては、4月(リ-グ戦)5月(ト-ナメント)9月(リ-グ戦)10月(ト-ナメント)1月、2月の新人戦と約6ヶ月に渡り熱戦が繰り広げられ、私立ばかりで無く、「公立校」も頑張っております。1部リ-グの上位5校くらいが「関東大会や東日本大会」等に進出します。1部と2部の違いは、簡単に言ってしまうと「強いか弱いか」です。特定の学校を除き、中学から始める子が圧倒的に多い為、ル-ル説明からボ-ルに慣れる等の基本的な練習が主となります。指導者として、一番重視しなくてはならないのが、「安全面」です。小学時代と違い、かなり激しくぶつかり合う為、きちんとした指導をしないと「危ない」のです。骨折や脱臼等特に注意が必要です。1部リ-グの上位校は、大人顔負けのプレ-をする学校が多々有り、又、コミュケ-ションスキルが長けていて「試合中に自分達で話し合いで修正出来る能力を持っている」チ-ムです。私が指導していたのは2部リ-グに属する中学でしたが、「目標は2部優勝そして1部へ」でしたが、常にベスト8の壁が破れず「部員に申し訳ない」気持ちで一杯です。参加校は、少しずつは増えていますが、私立の場合先ず無いのですが、公立の場合、先生の移動と共に「休部又は廃部」になってしまったりするケ-スが多々見かけられます。日本協会等が、外部指導員を確保したり斡旋業務等を真剣に考えていただかないと、尻つぼみになる可能性も有るのでは、ないかと思っております。折角「オリンピク競技」となったり「W杯」が日本で開催されるのに。私も含めてですが?最後に、「中学ラグビ-でこ-なんだ?」又受験生をお持ちの保護者の方にご理解いただければ幸いです。ご精読、有り難うございました。ロム-ウイルコより